熊本労災病院 臨床研修センター

初期臨床研修

プログラムスケジュール

1年次プログラム
1~
4
5~
8
9~
12
13~
16
17~
20
21~
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25~
28
29~
32
33~
36
37~
40
41~
44
45~
48
49~
52
内科 外科 救急 産婦
人科
小児科 救急 自由選択
2年次プログラム
53~
56
57~
60
61~
64
65~
68
69~
72
73~
76
77~
80
81~
84
85~
88
89~
92
93~
96
97~
100
101~
104
自由選択 地域
医療
自由選択 精神科 自由選択

一般外来4週を含む

プログラムの特徴

内科においては、総合内科として6ヶ月の研修をまず行い、その後希望に応じた多彩で柔軟なプログラムを用意します。今後必須となる、内科での外来初診、救急専属研修もその体制を整えています。労災病院の特色として、勤労者医療・産業医活動、職業別疾病医療も研修が可能です。

プログラムを通して目指してもらいたい医師像

人物的に
医師として社会的使命を理解し、生命倫理にも配慮することができる医師を目指します。広い社会性を持って、患者からも、職種を超えた同僚からも、慕われ、信頼され、気軽に話や相談ができる、チーム医療の担い手となる臨床医になってほしいと考えます。
技術的に
臨床医としての基本的知識を理解習得し、病歴の聴取、身体診察、基本的な診療手技が実施できること。救急初期対応としてのABC、蘇生、縫合結紮、中心静脈確保が行えること。上部消化管内視鏡検査、気管支鏡検査、心臓や腹部の超音波検査、が行えること。

各診療科において、修得できるレベル

内科研修
上部消化管内視鏡、気管支鏡、腹部エコー、心エコー、気管内挿管、人工呼吸
外科研修
初期救急外傷対応、皮膚縫合、一般的手術の助手、基礎的手術の執刀

人気がある科目の特徴

放射線科
脳血管障害、外傷などの救急患者から、各種悪性疾患などの画像診断は症例が豊富で機器も充実しており、臨床経験をある程度積んだ後に知識を整理するのに人気があります。

研修チーム(ユニット)の体制及びそのメンバー

各診療科では、指導医・研修医の単位。一部の科ではグループ診療制。 研修管理委員会では、コアメンバーによるカリキュラム細部の修飾補強、2年次研修医や若手医医師による、1年次研修医のチューター制をとる。

勉強会の種類(症例検討会etc)

研修医朝講義:毎週水曜午前7:30から。通年で、2年の期間を通して全科医師持ち回りで講義しています。また、各臨床科のカンファレンスはいつでも出席可能です。

病院特別顧問による、文献の読み方や臨床の基礎的講義を隔週火曜午後5時から開催しています。その他、招聘講師による、基礎的臨床的課題の講演会が開催されます。(年間8回程度)

主なカンファレンス

内科系では、消化器内科、呼吸器内科、脳神経内科、糖尿病・代謝内科での毎週カンファレンス、症例検討会。総合内科として、毎週抄毒会、症例検討会、CPCがあります。その他、全診療科が週ごとのカンファレンスを行っており、合同のものとしては、外科消化器内科放射線科カンファレンス、呼吸器内科放射線科カンファレンス、当該診療科全科参加のキャンサーボード、等々があります。いずれも、研修医はすべて随時参加可能です。

プログラム内容の変更

選択科目については、研修医の希望のもと、臨機応変に変更が可能です。気軽に相談してください。

労災病院としての特徴

全国で労災病院が30程度あるが、労災病院間での研修医カンファレンスが開催され、また横浜など他の労災病院での短期研修がありうる。(人数限定)

修了後の主な進路

修了時には、記憶に残る症例の発表会を行い、修了証をお渡しします。また、院内に、銘板を設置し、これまでの修了者を年次ごとに公開しています。進路としては以下のものがあります。

  • 専修医としての当院での専門診療研修継続
  • 大学医局への入局
  • 全国他病院での専門診療研修継続

指導医・指導体制

以下の通り、幅広い診療科の医師により、基礎的かつ専門的な内容が指導されます。

各診療科の指導医数(臨床研修指導医講習会終了者数)
呼吸器内科 3 名
糖尿病代謝内科 2 名
消化器内科 2 名
脳神経内科 1 名
循環器内科 3 名
外科(消化器、呼吸器、乳腺、小児、移植) 6 名
整形外科 6 名
脳神経外科 1 名
心臓血管外科 2 名
小児科 2 名
産婦人科 0 名
麻酔科 2 名
形成外科 0 名
皮膚科 1 名
泌尿器科 1 名
耳鼻咽喉科 1 名
眼科 0 名
放射線科 2 名
精神科 0 名
病理診断科 1 名
リハビリ科 0 名

なお、令和2年5月1日現在で 常勤医師は92名、うち女性医師は19名です

指導体制の特徴

研修医は一学年10名前後と少数であり、指導医がマンツーマンで対応し、きめ細かい対応ができます。経験症例は、カンファレンスや医局会で発表し、1年目から学会(地方、全国)発表もしていただいています。また、研修期間内で論文(英文和文)の投稿までも指導しており、実績もあります。

指導医が学ばせること及びその範囲

各科での基本的知識、基本手技はきちんとできるまで教育します。救急に関しては、内科系外科系指導医が、初期対応、鑑別、入院適応の判断など、現場でマンツーマンで指導します。

指導医が研修医に求めるもの

誰とでもコミュニケーションがとれ、必要時には遅滞なく指導医に相談し、助言を求められること。患者の苦しみを全人的に理解し、常に積極的で学ぶ姿勢をもち、医療を通じて社会貢献したいという志。

指導医への相談体制

いつでも可能。副院長以外、すべて同じ医局フロアに机があります。

要望や意見を聞き入れる工夫

年間4回ヒアリングを実施。その他、チューター制も活用して要望を吸い上げます。

指導医の質向上について

毎年計画的に、各科指導医を臨床研修指導医講習会に参加させ、人材の育成と質の向上を図っています。

臨床以外の研修医との交流機会

各診療科・病棟での歓送迎会、勝手な飲み会、フットサルやテニス、マラソン、バレーボール、バスケットなどの院内スポーツ同好会で広く交流ができます。

病院見学の方はこちら

病院見学は随時実施しています。
(研修中の研修医と一緒に見学していただく事も可能です)

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意欲的な方からの募集をお待ちしております。
(面接を行った上で医師臨床研修マッチングにより決定します)