熊本労災病院 臨床研修センター

概要

信頼される医療を実践できる医師の育成
基本方針
  1. チーム医療の実践の中で、信頼される医師を育成する。
  2. 臨床医としてのプライマリケアを行う基本的診療能力を身につける。
  3. 医療安全と感染対策の重要性を理解させ、その実践を修得させる。
  4. 勤労者医療を理解し、その実践方法を学ばせる。
  5. 専門的医療とともに、周産期医療、救急医療、災害医療など地域に根ざす医療を修得させる。
  6. 社会資源も配慮した公正で適正な医療の実践を学ばせる。

当院は、多診療科を有する地域の中核病院として、救急医療、がん治療、小児周産期医療など豊富で幅広い症例を背景に、初期研修医に対して、チーム医療の中で、医療の基礎知識、総合的診断能力や基礎的医療技術の修得を目指した研修を実施しています。当院での研修を通して、医師としての社会的使命を認識し、生命に関わる倫理の向上や人格の涵養を図り、どこでもどのような立場でも活躍できる能力を備えた医師の基礎を形作ります。

臨床研修医

研修医の自主性が尊重される研修システムであり、積極性のある研修医は臨床経験も豊富となり、大きな伸びが期待できます。

病院概要

病院機能評価認定病院であり、地域がん診療拠点病院、地域医療支援病院、災害拠点病院、などに指定され、熊本県南部における公的中核病院として、救急医療をはじめとする幅広い地域医療に積極的に取り組んでいます。

令和三年度実績

病床数 410 床
入院患者数(1日平均) 333.4人/日
新入院患者数(1日平均) 24.7人/日
外来患者数(1日平均) 578.6人/日

救急医療内容

当院の救急医療の特徴
八代市・郡内はもとより、熊本県南地域からの救急患者を、ヘリも使用しながら24時間体制で受け入れている。小児科、産科の救急対応も行っている。
診療体制
時間外は内科系外科系各1名の当直医師とICU管理当直医師の3名が常勤し、必要に応じて、各科が待機制をとって容易に専門医の共診が可能であるため、幅広い疾患に対応でき、また緊急手術やカテーテル処置が随時可能である。また、脳梗塞に対するt-PA対応も可能である。時間内は、内科系、外科系各1名の救急外来担当医師が、消防隊からの直通電話をうけ、初療とトリアージにあたる。
救急専用診療室の有無
救急外来患者数(1日平均) 29.7人/日
救急車(ヘリを含む)搬送件数(1日平均) 10.8件/日
年間心肺停止状態搬送件数 60 人

教育体制

研修管理委員長 松村敏幸(副院長)
研修管理委員数 41名 うち 外部委員8名 医師以外8名
図書室
インターネット利用環境 有(院内LAN, WiFi),UpToDate導入有
シミュレータ
研修医の院内居室 占有の机と、研修医室 有

福利厚生

研修医宿舎

研修医宿舎をご用意しております。

研修医宿舎をご用意しております研修医宿舎は当院から徒歩5分。
距離にして50mのところにある1LDKの借り上げ宿舎をご用意しております。
呼び出しにも対応しやすく、また、様々な症例をいつでも経験できます。

1LDK
1LDKと一人で住むには少し大きいぐらいです
玄関モニター
女性も安心の玄関モニター
クローゼット
大きなクローゼット
収納
収納もたくさんあります

院内保育所

院内保育所 外観

院内保育所でとても安心!

敷地内に保育所があり、保育士3名がおり、お世話をしています。職場に保育所があることで、安心して仕事に集中できます。毎日、元気いっぱいの園児が通い、充実した日々を送っています。

病院見学の方はこちら

病院見学は随時実施しています。
(研修中の研修医と一緒に見学していただく事も可能です)

採用情報の方はこちら

意欲的な方からの募集をお待ちしております。
(面接を行った上で医師臨床研修マッチングにより決定します)